想像の覚書

自分による自分のための忘備録です。

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お盆休み2014 

いつもは暑さに負けてインドアなお盆ですが今年はいろんなところに行ってみました。
それを早急にUPするつもりだったのに、社会的にも色々あったり、立て続けに出張があって身動き取れなかったり(今も出張中)して気づけばそろそろ8月も終わりです。

ということで年に1,2回あるimagineとは関係ない内容の記事。
1,2回しか無いのに他の記事の頻度も少ないから割合多い気がしますね。。

いつもの記事の長さで区切ると8記事分くらいの量ですが、珍しく色んなところをうろちょろしたという事を表現するために一つの記事にしました。すごい長いです。
文章のノリやテンションがコロコロ変わってますが長いせいです。
そして何回読み直しても全体的に説明文チック。。

あまり感想とかを書くのは得意じゃないし、面白い文章を書ける方でもないので暇な方だけどうぞ。



周防:白壁と金魚

江戸時代の白壁の建物が今も残る場所は各地にありますが、今回行った山口県柳井市もその一つ。
そして柳井は白壁の他に伝統工芸品である金魚ちょうちんが有名なところです。
今回は白壁が目的ではなく金魚ちょうちんがメインで、8/13に金魚ちょうちん祭りなるものが行われていたのでこれに参戦してきました。

食虫植物
祭りは夕方からが本番だったので、時間調整も兼ねて道中に寄り道。
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とりもち型モウセンゴケの仲間?
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落とし穴型ウツボカズラ
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ハエトリグサ
たまたま近くでやってた食虫植物展を見にゆきます。

食虫植物は、捕獲方法などの違いで、落とし穴型、とりもち型、罠型に大別され、さらに罠型が誘い込みタイプとか吸い込みタイプとか2,3種類に分かれるらしい(落とし穴もとりもちも全部罠じゃないのかと密かに思いつつ)。

虫を食べるからには栄養分を100%虫から摂っていると思いきや、根からの栄養補給の不足分を虫から摂っているだけみたいです。
当然光合成もできて、土地の痩せたところでも生息できる一歩進化した植物という感じ。だいぶ昔シムアースをやったとき、食虫植物が文明を誕生させて衝撃を受けた覚えがありますが、今にしてみると何となく納得。

個人的にはとりもち型が好きです。つぶつぶの光ってる感がいい。
とりもち型と言っても、粘着液のつぶつぶが付いているというのは共通してても、平べったいのから棒みたいなもの、丸っこいものなど形や大きさは色々あるようです。

罠型の代名詞、ハエトリグサも大きさに違いがあって、大きいやつは挟む力も強く、イモリのようなハエトリグサからしたら大分大きいは虫類すらも仕留めてしまうそうです。
※閲覧注意で証拠の写真がおいてありました。
葉を閉じる時は0.5秒くらいの超ハイスピード、ただし相当なエネルギーを使うようで、3~4回開いたり閉じたりすると枯れてしまうらしいです。

棒状のとりもち型

これも落とし穴タイプ

小さなハエトリグサたくさん



その他、暴君ハバネロを見たり、オクラを見たり、色々してる間に閉園時間に。
私は初めて知ったのですが、オクラはぶら下がってなるんじゃなく、天に向かってなるようです。
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暴君ハバネロ
奥は四川・韓国・チリとうがらし
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天に向かうオクラの実

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出口で見送ってくれた
テヘペロ感を滲ませる牛の看板



金魚ちょうちん祭り
18時を過ぎた頃、本日のメインイベント金魚ちょうちん祭りへ。
今年で23回目だそうで、8月の初めから祭りは始まっていて、週末ごとにイベントがありお盆の8/13が本祭です。
白壁の町並みと柳井駅から北東に伸びる麗都路通りに金魚ちょうちんが飾られています。
8月2週目の週末に近づいてきた台風のため、一度飾り付けた金魚ちょうちんを全て撤去していたようなのですが、台風一過した月曜、火曜の二日間で元通りになったようです。かなり数があるのでスタッフの方はさぞかし大変だったでしょう。
金魚ちょうちんは赤が基本ですが、中には柳井の伝統織物「柳井縞」模様やサッカーワールドカップ応援のためのサムライ・ブルーの特別製もありました。サムライ・ブルー版は、代表メンバーと監督の人数に合わせて24個限定で作られたそうです。
サッカー日本代表と言えば、ユニフォームの胸に付いているヤタガラスのエムブレムも気になるところ。

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白壁通りに吊られる金魚ちょうちん
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柳井縞とサムライ・ブルーの特別製
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折り紙で折られた金魚も

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麗都路通りの竿金魚ちょうちん
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まるで空を泳ぐかのよう
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暗くなるとライティング

本祭では金魚ちょうちんねぶたや金魚ちょうちん踊りなどのイベント、金魚ちょうちん製作体験コーナー、もちろん食べ物の屋台もあります。焼きそばを買おうと列に並んでて、あともう少しというところで売り切れ宣言を出されるという悔しい思いもしましたが、なんとか豚の串にはありつけました。お祭りの雰囲気と一緒に食べるこういう時の食べ物は何故か美味しいものです。
そう言えば、この1週間くらい前、冷やしきゅうりで食中毒が起きて大問題になってたので、ここでは売ってないだろうと思ってたのにバッチリありましたw大丈夫だっただろうか・・・

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おねーさんの乗るねぶた
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眠そうにも見える目がいい感じ
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トラクターを使った大胆な金魚バス

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金魚ちょうちんトンネル
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白壁に佇む金魚ちょうちん
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こんなマンホールも

祭りのフィナーレには柳井にちなんで871発の打ち上げ花火もありました。打ち上げ花火では金魚ちょうちん型の花火という今年初の試みがあって、数発だけ一応サカナっぽく打ち上がったのを見ることができました。
実際の金魚ちょうちんとはそこまで似てません。まぁ、形がまともなのを見れただけでも良しとします。


電車で来ると駅の目の前がお祭りエリア、車で来てもこの日は徒歩5~10分くらいの小学校・中学校のグランドが臨時駐車場になったり、市役所の駐車場が解放されたり、少し遠めの臨時駐車場からもシャトルバスが運行されてたりして問題無く遊びに来られます。
灯りのついた金魚ちょうちんもきれいだし、お祭りエリアもそこまで広くないのでごそごそ動き回って見て回るのにちょうどいい感じ。大変満足しました。



吉備:備中路
2日目は備中、つまり岡山の真ん中~少し西寄りをうろちょろする旅です。
備中の隅から隅というわけではありません。
高梁市、そして岡山市の北西部を中心に3つの目的地を目指して行きました。

●寄り道1
今日も目的地の前に寄り道。
高梁市の旧成羽町にある成羽美術館。
この美術館は昭和28年(1953年)の開館から2度の建て替えが行われ、今年は丁度2回目の改築から20周年でした。
平成6年(1994年)の2回目の建て替えでは安藤忠雄という著名な建築家が設計し、今の外観は「モダンでアーティスティック」とか、石垣の上に建っているもののとにかく横文字を使いたくなる雰囲気。

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石垣の上に建つ
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美術館の入口はこちら
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2階へと続く外周を伝うスロープ


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1階にある喫茶店
どこかで見たような名前
ここは地元出身の画家・児島虎次郎の顕彰を目的とした美術館のようで、(1)虎次郎の遺作洋画、(2)虎次郎が中国やヨーロッパを訪問した際に集めた古代エジプトの遺物コレクション、そして(3)成羽町で多く産出される植物化石、この3つが常設展示されています。

成羽町では他の場所と比べて新種の化石が見つかる割合が多いらしい。
エジプト関連のオリエント展示室にはハトホルやトートなども見ることができました。そして個人的に大収穫だったのがヒエログリフとアルファベットの対応表が印刷された紙がご自由にお取り下さい状態で置いてあったこと。これでエジプトの壁とかに書かれてる文字が読めるかも!?
館内は原則写真撮影禁止のため写真はありませんが、「睡蓮」で有名なフランスの印象派画家モネ。そのモネの庭の睡蓮をモネ本人(夫人からだったかも・・)から直接株分けしてもらったという睡蓮もありました。

春の企画展では記号展というのをやっていたらしく、その名残が残っていると説明されて行ってみたのが外にあるトイレ。
壁、天井、床、トイレの設備にも一面に文字や記号がランダムに描かれています。描かれてないのは便器と手洗いの内側、そしてトイレットペーパーくらい。鏡にすら描かれてました(鏡はビニールテープにて)。
うーん、これじゃ落ち着いて用を足せない気も。。

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入ろうとすると記号のお出迎え
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女子のサインにも
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紙と濡れるところ以外は記号

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もちろん蛍光灯にも記号
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ここは撮影OK
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美術館スタッフと大学生作



●天空の城
次に向かったのが今回の備中3大目的の最初のひとつ松山城。
最近、天空の城として注目を浴び、増えた観光客のマナーの悪さや事故で観光制限が掛けられたと話題になった兵庫の竹田城(竹田城跡)というのがありますが、備中松山城はそれよりも更に高所にあるという山城です。

ここを目的地の一つに決めた数日後、奇しくもトリップアドバイザーという口コミサイトが発表した「行ってよかった日本の城2014」ランキングがネットニュースに流れました。
それを見ると、なんと備中松山城がランクインしてます!しかも竹田城よりも上位!!
昨年度のランキングでは21位以下の圏外だったので急に人気が出たということ?
ここが目的地の候補として挙がったのは、グーグルマップを見てて目に付いたからという適当な理由で、正直なところそんな大層なところじゃないと思ってたのですが意外と大物だったよう。

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ようこそ!と書かれつつ実はまだまだ上
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備中松山城があるのは小松山の山頂
(標高約430m)
行ってよかった!日本の城2014 (カッコ内は2013年順位)
1位(1)熊本城/ 熊本県熊本市
2位(6)松山城/ 愛媛県松山市
3位(11)姫路城/ 兵庫県姫路市
4位(10) 弘前城/ 青森県弘前市
5位(4)松本城/ 長野県松本市
6位(2)犬山城/ 愛知県犬山市
7位(-)備中松山城/ 岡山県高梁市
8位(5)竹田城(竹田城跡)/ 兵庫県朝来市
9位(8)高遠城址公園/ 兵庫県伊那市
10位(7)二条城/ 京都府京都市
11位(-)宇和島城/ 愛媛県宇和島市
12位(13)中城城跡/ 沖縄県北中城村
13位(-)丸亀城/ 香川県丸亀市
14位(15)高知城/ 高知県高知市
15位(-)首里城/ 沖縄県那覇市
16位(17)皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)/ 東京都千代田区
17位(9)勝連城跡/ 沖縄県うるま市
18位(19)会津若松城(鶴ヶ城)/ 福島県会津若松市
19位(3)松江城/ 島根県松江市
20位(-)今治城/ 愛媛県今治市
http://www.tripadvisor.jp/pages/Castles_2014.html


地図で見る限り城のすぐ近くまで車で行けそうでしたが、少し山を登ったところにある駐車場に強制的に入れられてしまいました。そこからは15分間隔のシャトルバス(往復300円)に5分くらい乗せられ、ふいご峠という城の近くの小さな駐車場に連れて行かれます。
※休日など観光客が多い日だけで、平日とかは上まで車で行けるっぽい。

ここからは細い山道と管理用っぽい舗装された道路の2つのルートがありましたが、舗装道路は距離的には少し遠回りになるとのこと。ということで山道の方を選択し、700~800mを徒歩で登ることに。
山道には登城のつらさを紛らわすためか、城主からのメッセージも点在します。
途中にあった見張り用?の石垣で整備された場所では市内が一望できました。天空の城と言うにふさわしい素晴らしい眺望。車を強制的に止められた下の駐車場があんなに小さく・・
しばらく登り続けて、ようやく城の一部と思わしき塀が見えてくるも見上げるような高さ。そして実は天守はまだ更に上w

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山道と舗装路
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登城の心得-城主より
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見張り台?

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眼下に霞む市内
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駐車場が驚きの小ささに
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そびえ立つ城らしきもの


そこからもう少しだけ頑張ってなんとか天守にありつけました。

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実は国の重要文化財だった土塀
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あともう少し
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ほんのもう少し


本丸の方に入るには入場料(大人300円)が要りましたが、中にはお茶のふるまいがっ!!
この日は天気が悪くて時々雨粒が落ちてきたりして湿度も高く、そんな状況で山道を登ってきたのでとにかく暑い!
暑くて死にそうだったのでこれはとても嬉しいサービス。生き返りました。
ここはかなりの高所にあったせいで、明治の廃城令の際には取り壊しに手間がかかるという理由で一部が取り壊されただけで放置されて天守が残り、今では天守が現存する12の城の一つに数えられています。

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ようやく見えてきた本丸
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山の上でもちゃんとした城だった
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うれしいお茶の振る舞い


天守の中は、城の歴史や修理・復元の様子を説明するパネルの他にいろりがあったり。

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この中に入れます
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1段上がって1階
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この急な階段を上がって2階

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囲炉裏
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武者窓
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武者窓からも城下がチラリ


城の裏側の方にも回ってみました。
本丸に繋がる2つの御門と搦手門、天守の裏にある二重櫓、番所や平櫓跡など。
備中松山城のある小松山の更に奥には、血の池と呼ばれた大池(刀を洗ったらしい)や大松山城跡、天神の丸跡など他にも遺跡があり、今回は行きませんでしたがそこへ至る道もありました。
御門は復元されたもののようですが、二重櫓は一度解体修理されているものの当時から現存しているもので、同じく当時から現存している土塀(の一部)、天守とともに国の重要文化財に指定されています。

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本丸東御門
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腕木御門
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二重櫓(現存-国の重文)

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搦手門(どう見ても門外は崖・・)
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平櫓跡
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奥の遺跡に続く道


来るときは足取りが鈍かったものの、帰りは早い早い。でも滑りやすかったりするので焦りは禁物。
かかとの高い靴で来た女性に遅い!と男性が文句を言ってるカップルがいましたが、彼女が「だってこんな山道歩くって話聞いてないし」と答えて彼氏が黙る。というやりとりに心の中で大笑いしながらふいご峠の駐車場を目指していると、途中で唸るようなエンジン音が聞こえ、徐々に近づいてくる感じ。これはもしや帰りのバスが登ってきてる?
と思ったらやはり正解で、駐車場まであと100mちょいくらいの所でバスが着いた様子。
これに乗り遅れたら15分待たねばならぬので滑るのを覚悟で駆け下りて何とかセーフ。
バスが着いた時、先ほどのカップルも近くにいましたがあちらは諦めて間に合わなかった様子。かわいそう~

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雲海に包まれるとこうなるらしい

ということで、夏真っ盛りの暑いときに来るもんじゃないなと思いつつ、備中松山城を後にしました。
秋から冬には条件が揃えば雲海に包まれるようで、機会があればまたそういう時期に来たいです。



●寄り道2
備中松山城をグーグルマップで見ていた時、ふと目に止まり気になった場所「魔法神社」。
神社なのに西洋風な名前なのがまたミステリアス。
調べてみると、これは日本古来のモノを祀っているのではなく、「キュウモウ狸」という外国から来たタヌキを祀っている異色の神社だったようです。
「キュウモウ狸」を祀っている神社は他に「火雷神社」、「天津神社(通称:久保田神社)」の2つがあるとのこと。
魔法神社の名称は近くに摩利支天の社があったことによるもので、いわゆる『魔法』とは関係ないようです。なーんだ。

実際に行ってみて境内をパパパッと見た限り、目に付くのは社と石のみ。特に碑文や説明書きのようなものはありません。事前に何も調べずここに来ただけでは何の神社か分からなかったでしょう。
インターネットの広がりとウィキペディア先生に大感謝です。
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ストリートビューでも見ることが
できる参道入口
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境内には小さな社があるだけ

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苔むす参道の階段
滑りやすく転倒注意

その筋では割と有名な神社だったようで、見に行った時もバイクでツーリングがてら様子を見に来ていた人がいました。



●水攻めの跡
松山に行ったからには高松にも、ということで続けて訪れたのは目的地の二つめ高松城。
もちろん四国の讃岐高松ではなく備中の高松城。今年の大河ドラマ「軍師 官兵衛」でもつい先月7月に放送していた「高松城水攻め」の高松城です。
水攻め時の城主・清水宗治が場内の兵士の命を救うため、そして和議の条件として自刃したという有名なエピソードが残る城ですが、現在は公園となっていて、元々平城で土塁で築いた城だったせいか、城と言われて普通にイメージするような物は在りません。
まわりは田んぼばっかりで、水攻めされてしまうような湿地だったというのは容易に想像できます。

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跡地公園

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東側、目の前は田。奥に見えるのは秀吉が本陣を置いたとされる鼓山
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公園西側 こちらも田が広がる



高松城は本丸から三の丸まであり、本丸跡には清水宗治の首塚や辞世の句が刻まれた碑などが。
ウィキペディア上では要出典となっていますが、切腹行為に名誉が伴うようになったのはこの清水宗治の自刃がきっかけとされていますね。
戦いの際に城内にいた兵士の数は3000~5000人とされているようですが、公園の広さからしてこの人数はかなりぎゅうぎゅう詰め状態だったと思います。特に水攻めで城が孤島と化した時は城内にまで浸水したとのことなので、水に浸からないと居場所のない兵士も多数いただろうと想像しました。

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自刃した清水宗治の首塚
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公園内の蓮池 (宗治蓮)
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辞世の句


公園内には蓮の花がたくさんあります。
元々本丸と二の丸の間は蓮池という地名が残っていて、公園として整備した時に沼を復元したところ自然に生えてきたそうです。
植物の種は温度や水分など一定の条件が揃うまで芽が出ないため、条件が揃わないうちは長い間土の中に貯まることから土壌シードバンクという言葉も世にはありますが、正にコレ。特に蓮の種は長持ちし、弥生時代の種が発芽した例もあるほど。
数百年経ってから当時の蓮が蘇るなんて、公園整備が忠義を尽くし、部下の為に命を投げ打った清水宗治への手向けの花となった様で、より一層当時の事が偲ばれますね。

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供養塔(自刃の地)
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残念な大鳥居
ここに着いた時、公園内の資料館を管理している地元の人に声を掛けられパンフレットを頂きました。観光会社が前年度からバスでツアーを組んだりして今年は観光客が多く、特に大河でやっていた7月は凄い人数が押し寄せたそうです。
パンフレットを貰った時、地元の保存会的な人達の間では地形からすると堤防は300mもあれば十分水浸しにできたと思うけど、史料に2.6kmって書いてあるからそう説明するしかない。しょうがない。と言っておられたのがおかしくてしょうがありませんでした。
(20数人で交代で管理しているとこのこと。この日は閉館時間を過ぎて閉まっていた)
地元のおじさんにパンフと一緒に頂いたスポット周辺マップによると、歩いてもすぐ行ける近さに供養塔(自刃の地)や、鼓山の中には秀吉公本陣跡や太閤岩などがあるようです。そして、1km程度離れた場所には築堤跡として蛙が鼻が残っています。

また、水攻めとは直接関係有りませんが、この近くには最上稲荷という稲荷としてはかなり有名なところがあって、そこに至る道路が高松城跡と蛙が鼻の間にあり、そこには全国でもトップクラスの大きな鳥居があるのですが、なんと補修工事でもやっていたのか全く鳥居が見えずw
ちなみに神仏習合の名残で参道となっている道路に鳥居がありますが、ここの稲荷は神社ではなく寺です。
稲荷信仰が仏教と習合した際には荼枳尼天と結びつき、寺で稲荷を祀っている場合ご神体の多くはもちろん荼枳尼天、つまりインド神話でのダーキニーで何となく女神転生とも繋がってる感じ。

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蛙が鼻の築堤跡
今はわずかに残るのみ
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周辺は小さな芝生公園となっている
墓の左、こんもりした森が築堤の跡
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築堤の上からみた高松城跡方面
鳥居も見える(見えないけど)


とりあえず、元々行こうと思っていた築堤跡だけ見に行って、高松城は終わりと言うことに。



●吉備津神社
続いて、高松城跡から南東に3.5kmほど離れた場所にある吉備津神社へ。
延喜式神名帳においては名神大社、備中国の一宮に列せられていた社格の高い神社。
本殿と拝殿は国宝らしい。なるほど表の入口はなかなかのものです。
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本日最後の目的地 吉備津神社
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境内は見所たくさんありそう
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なかなかの雰囲気


よーし、事前リサーチでチラリと見た渡り廊下みたいな回廊いくぞ!奥のほうにあるはず!
と、それを楽しみにここを最後の目的地として来たのですが、、、、
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閉門 午後6時

ガ━━━━━(゚д゚;)━━━━━ン!!

門が閉まってて中に入れない・・・
裏の方に回ってみたけどやっぱり入れない・・・

来るのが遅すぎた!!

この吉備津神社が座する中山という山は備中国と備前国の国境になっています。
同じ中山の山麓で約1.5km離れた所に吉備津彦神社という似た名前の神社がありますが、こちらは備前国の一宮。最寄りの駅名は備前一宮駅という分かりやすい名前。
元々時間があれば吉備津彦神社にも行こうと企んでたので、吉備津神社の代わりに吉備津彦神社に行ってやろうと一応近くまで行きましたが、なんとなくこちらも閉まってる雰囲気。。
吉備津神社に入れなかったショックで、本当に中に入れないか確かめに行く気力もなく、もうこの時点で19時が近く遅かった事もあり諦めて帰ることにしました。


この日は朝からトラブルがあってまず出発が遅れ、渋滞に巻き込まれ、成羽美術館に予定より長居し、備中松山城もポンと車で近くまで行けるかと思いきや時間の決まったバス&片道徒歩数十分という予想外の遅れが重なったり時間が厳しかったです。そもそも欲張って色んな所に行き過ぎたのでまぁしょうがないと言えばしょうがない。
高松城跡のおじさんにも、こんな遅い時間(17:30くらい)から見に来てくれてありがとうと言われてしまったくらい。
ということで吉備津神社はまたの機会にゆっくりと。



豊後:ほのおと湯けむり
アマテラス、オオクニヌシ、imagineでも活躍する名だたる天津神、国津神たちが闊歩する神代の時代、大分の地は豊の国と呼ばれていた。
豊後国風土記では、この地にて白鳥が飛来し餅となり、その後冬にも関わらず芋となった事の報告を受け、景行天皇が「豊国」と名付けたという由来も伝えられている。
関サバ、関アジ、かぼすにしいたけ、豊後牛。実りあふれる食べ物は、その名が示すとおり国の豊かさの象徴だが、食べ物の他にもう一つこの地で忘れてはならないのが、源泉数、湧出量ともに日本一を誇り、豊かに湧き出す温泉である。

ということで、ちょっとカッコ付けた文章で始まりましたが、要するに別府に行ったということなのです。
大分県は「おんせん県」を謳うほど多くの温泉がありますが、なかでも別府は市内に別府八湯と呼ばれる8つの温泉郷があり、国際観光温泉文化都市にも指定されているほどで、おんせん県のなかにあってもキングオブ温泉と呼ぶにふさわしい街でしょう。


●湯けむり
別府に着くと、まずはバスで湯けむりが立ち上る景観が有名な鉄輪温泉へ。
心の中では「てつわ」と読んでいて、バス停の名前がタ行に無いなと思ったら、どうやら「かんなわ」だったらしい・・。

到着するとさっそく湯けむりが出迎えてくれます。バス停の近くで見つけた足湯で一休み。

事前に調べたところ、ここには湯けむり展望台という温泉街の湯けむりが一望できるところがあるらしく、しかも土日は19時から湯けむりがライトアップされるという情報を掴んで超楽しみに展望台へ向かいました。
向かいましたが、、、向かう途中でふと気付く実は今日は金曜日だったという事実・・・
休みが長めだったのとバタバタしてたので曜日の感覚が狂ってた・・・
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鉄輪温泉
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もうもうと沸き立つ湯けむり
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足湯で一休み
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道路の排水溝からも立ちのぼる湯気
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展望台まであと700m


いや大丈夫! バスだって日曜祝日ダイヤだったし!! お盆だし特別措置でライトアップするでしょ!!!
と言い聞かせて展望台で待つこと数十分。

はい、ダメでしたー

19時10分過ぎまで待ってみたけど何も起こらず。結局蚊に刺されただけでした。くそっ

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湯けむり展望台からの鉄輪温泉の眺め
天気が悪く雲と一体化する湯けむり
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日が落ち風向きも変わって雲が少し晴れてきたところ
奥の山は左から鶴見岳、大平山(扇山)、鍋山?


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甘味茶屋

備中松山城と同じく、天気が悪くて蒸し蒸し状態のなか展望台まで歩いて移動、しかもここは排水溝からも湯気が立ちのぼって歩道が暑いというおまけ付き。
暑くて死にそうになっていたので、比較的近くにある割りと有名な甘味処「甘味茶屋」で一休みすることに。

甘味茶屋では、わらび餅、氷ぜんざい、だんご汁、餅グラタンなどなど誘惑されるものがたくさんありましたが、あくまで休憩ということで食べたのは、宇治ミルク金時、くずきり、そして大分の郷土料理である「やせうま」。

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宇治ミルク金時
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くずきり
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やせうま

やせうまはなんか平べったいものをきな粉と砂糖にまぶして食べます。
壁張りメニューのわらび餅には「和三盆糖 蜜で」と書いてあったので、やせうまに使ってあった砂糖も和三盆だったと信じたい。
宇治ミルきんフロストの効果は絶大で、見た目も涼しいし、食べるとガンガン汗が引いて幸せな気分です。

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ごちそうさまでした

甘味茶屋のすぐ近くにあったバス停から別府駅前に戻れるはずでしたが、甘味茶屋がさすが有名どころだけあって混んでて最終バスを逃してしまい、結局鉄輪中心部のバス停(降りたところ)まで歩いて戻ることになりました。
途中、目的のバス停付近に繋がる「いでゆ坂」を通り、時間に余裕があると思って調子に乗ってパシャパシャ写真を撮りながら戻っていたら、なんとまたしても狙っていたバスを逃すという大失態!!
でもここはまだ最終じゃなかったのでセーフ。ここにはバス用の待合室があって、中はクーラーがガンガンに効いてて助かりました。ガラスの窓は外が見えないほど結露しまくりで、こんな蒸し風呂みたいな外を出歩いてたらそりゃ死ぬわー、と思いながら20分くらい涼んでいるとバスがやってきました。
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いでゆ坂
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坂の途中の足蒸し場
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人影も映る道端の湯けむり

なんとかバスで別府駅周辺まで帰り着いたあとは、晩ご飯を食べに駅南東の繁華街的なところへ向かい、色々悩んだ末に焼き鳥屋さんへ。
カウンターに座ると一際目を引くのが金魚、と思いきや焼酎のびん。
後から調べてみると、地元大分の「泰明」という麦焼酎で、ラベルの裏に金魚が描かれている夏季限定販売の特蒸泰明でした。
金魚がびんの中を泳いでるようにも見えて何とも涼しそう。これを眺めながら串盛りみたいなやつに、鳥つくね豆腐(だったかな?名前忘れた・・)、と別府・大分の郷土料理とり天などを頂きました。
甘味茶屋でのやせうまがお腹に結構残っていて、ここではあまりたくさんは食べられず。でも1日暑かったのでビールは美味しく進みます。
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金魚の泳ぐ焼酎
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鳥つくね
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大分名物とり天

他の客がいなくなり、少し暇になった店長さんとも歓談しつつ、0時が近づいたところでこの日は終了。



●地獄巡り
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地獄組合
別府と言えば地獄めぐり。
例に漏れず巡ってきました。「ヤマとオニに支配された秩序ある混沌世界」というイメージの地獄にも、組合というこの世めいたものがあるらしく、一般的に地獄巡りと言えばこの地獄組合に加入している地獄を回ることを言うんですね。
地獄組合には現在8箇所の地獄が加盟していて、チケットのまとめ買いがどの組合地獄でもできたり、回りやすいように出入口の位置に工夫がされたり、共通イベントを催したり、ゆるキャラがいたりなど、地獄の沙汰をなんとかするために色んな取組がされているようです。
もちろん組合に加盟してない地獄もありました。


■坊主地獄 (大分県の天然記念物)
地獄巡りに向かった時、山の上側(西側)からアプローチして最初に出てきたからとりあえず入ってみた地獄。
ここは地獄組合に加盟していない地獄でした。時間の関係などもあって組合以外で行った地獄はここだけ。
中は和風庭園という雰囲気。泥がぼこぼこ沸き立っているところがメインの坊主地獄。他には、泥が噴出して1.5mくらい地面がえぐれたところや、10円玉の錆で緑青に染まった岩とか自然噴気の蒸し釜など。
園内は広くないですが、落ち着いた雰囲気で個人的にはお気に入りです。
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坊主地獄
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和風庭園風の園内
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坊主(上手く撮れず)
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蒸し釜


■海地獄 (組合-国の名勝)
きれいな青色をした地獄。パンフレットとかでもよく見かけるこのアングルの写真の右下に写っている竹竿は、先端にたまごが入ったかごが吊されていて、温泉玉子が作られてます。
地獄の熱で水温が高い池には熱帯性の睡蓮や大きな大鬼蓮が。この前日までは蓮の上に乗れるというイベントもやってました。ただし体重20kgまでの制限付き。
奥の方には小さな稲荷神社もありました。足湯もあったようです。
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きれいなブルー、そして温たま
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人も乗れる大鬼蓮
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白龍稲荷神社(社前より)


■鬼石坊主地獄 (組合)
最初の坊主地獄とは別の坊主地獄。ここも熱い泥が吹き出している地獄ですが、最初のところより水っぽくて色も白いです。しっかし、泥がうまく坊主ぽくなってるところを撮るの難しい・・。何枚も撮ったのに結局1枚もうまく撮れませんでした。
他には、鶴見岳から吹き下ろす風の寒さに震えた鬼が石の布団でうたた寝しているという「鬼の高鼾」や足湯など。ただここの足湯は日陰がなく、炎天だったこの時は誰も浸かっていませんでした。
入口横には普通に入れる温泉もありました。
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坊主(白くて水っぽい)
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鬼の高鼾(たかいびき)
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鬼石坊主地獄の露天足湯


■山地獄 (組合)
ここはお湯というより地面や岩の隙間から吹き出している蒸気がメインという地獄。
熱を利用した動物園・植物園のようなものがあり、動物園にはカバやフラミンゴ、孔雀、ミニチュアホースなどがいて、植物園では主にサボテンが育てられていました。
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山地獄撮影スポット
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山の岩肌から噴気が
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動物園の孔雀


■かまど地獄 (組合)
氏神竈門八幡宮の大祭に地獄の噴気で御供飯を炊いた習わしに由来している地獄。1丁目から6丁目まで色々な地獄があり、泥のところや非晶質シリカが析出するところ、お湯の色が変化するところなど色々あります。色が変わる5丁目はこのとき青っぽい色でした。
他には手・足・のどの蒸気湯があったり足湯もありました。
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地獄1丁目(泥)
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地獄2丁目(撮影スポット)
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地獄5丁目(色が変わる)


■鬼山地獄 (組合)
地獄の熱を利用して色々な種類のワニを飼育している地獄。
ワニってかなり大きいですね。。口を開けたままじっと動かないワニが何匹もいてそれは面白い光景でしたが、こんなのに襲われたら人なんて簡単に食べられてしまうでしょう。
ここは湯の池もあるのですが、柵から湯まで近く、湧き上がって熱湯が飛び散ったりするので小さなお子様にはかなり危険な地獄のように思えました。
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ワニと人 食べられてしまう大きさ
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湯の池は蛍石のような綺麗な薄緑
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マレーシアサワラク州の伝統建築


■白池地獄 (組合-国の名勝)
パンフとかに載っている写真はきれいな白色で、地獄巡りの中では一番楽しみにしていた地獄。
と こ ろ が、、
なんじゃこりゃぁー! いざ行ってみるとどう見ても白じゃなくて緑色・・たまたまこんな色だっただけ?
別府では楽しみにしてることがダメになるセンサーでもあるんだろか。
他にはピラニア、アロワナ、ピラルクなどアマゾンの熱帯魚たちがいたり、別府の温泉開発の祖と言われている一遍上人の像があったりなど。
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白池地獄入口
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青白色を呈するとあるが・・
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どうみても抹茶ミルク


■血の池地獄 (組合-国の名勝)
血の池という名前ながら血のような濃い赤色ということはなく、どちらかと言えば朱色ですね。
地元の人的には昔はもっと血ぽかったとのこと。そして近くにいた観光客でも前に来たときはもっと血の池っぽかったと言ってた人がいました。やはりもっと赤かったんでしょうか。
パンフレットには噴気までが赤色と書いてありましたが全く気付かず、白色か朱色か、と問われれば白の方が余裕で勝ってるレベル・・のはず。1度だけ湯気が竜巻のように巻き上がってシャッターチャンスなシーンがありましたが、カメラが間に合わなくて撮れず。残念。
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血の池 前はもっと赤かった?
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鬼の自販機
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鬼のテーブル


■龍巻地獄 (組合-国の名勝)
ここは間欠泉です。アメリカ、アイスランド、ニュージーランドなどの世界的にも有名な間欠泉よりも噴出周期が短く、30~40分間隔で噴出があるらしい。
噴出時は高さ30m近く噴き上がりそれが8分前後続くとのことですが、100℃近い熱湯が飛び散って危ないので今は噴出口の上に壁が作られてしまい、噴き上がる高さはパっと見5mくらい。
ここで、観光客のみなさんは噴き上がった直後は遠くの席から大人しく見たり写真を撮ったりしていたのですが、しばらくして女の子が噴出口の近くに見に行ったのをきっかけにブワっと一斉に近くに写真を撮りに移動するという、集団心理の一端を垣間見ました。
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噴出原理の説明
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噴出状態
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観覧用スタンド


海地獄から白池地獄までは鉄輪温泉の近くにある地獄で、鬼山地獄と白池地獄の間を通っているみゆき坂はそのまま100mちょっと下るといでゆ坂に繋がるという立地。
血の池地獄と龍巻地獄は3kmほど離れた場所にあるので、そこに行く前に移動を兼ねて別府八湯の一つであり湯の花で有名な明礬温泉のエリアで小腹を満たしてきました。
明礬温泉には岡本屋旅館という旅館があって、そこは地獄蒸しプリンが有名。近くにプリンを食べられるところがあったのでそこで頂きます。甘すぎないカスタードプリンで大人の味。
お腹が空いていたのでついでにとり天カレーも。とり天おいしい~。

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高速道路高架越しに望める別府湾
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とり天カレー
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地獄蒸しプリンと明礬温泉サイダー




●2つのタワー
別府出身の後輩に観光スポットを聞いたところ、強いて挙げられたのが別府タワー。そして別府にはもう一つグローバルタワーという別のタワーがあると聞いたので行ってみました。

■別府タワー
別府駅のほど近く、海沿いの場所に別府タワーはあります。
少しレトロな印象を受け、大阪の通天閣と似た雰囲気を持つ別府タワーですが、それもそのはず、内藤多仲(ないとうたちゅう)という同じ建築構造家のもと設計されています。
別府タワーは、名古屋テレビ塔、通天閣に続き日本で3番目に作られた高層タワーで、名古屋テレビ塔も内藤多仲の設計。内藤多仲という人はこの他にも東京タワーなどの設計も行っていて、塔博士と呼ばれていた著名な人のようです。

高さは90mで、55m部分に展望台があります。展望台はお土産物が売られていたり喫茶もできるなど割りと広い感じ。
建設当時の状況を説明する写真付きパネルや、別府タワーも参画している全日本タワー協議会の紹介などもありました。
展望台の位置は少し低めですが、別府の街は海から山側にかけて全体的に緩やかに傾斜して高くなっているので、海岸付近にある別府タワーから見た山側(西側)の景色は結構遠くの方まで良く見えます。
天気がイマイチだったのが残念でしょうがない。。
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別府タワー全景
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エレベータ内にも説明書き
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北西方向(グローバルタワーも)


別府タワーのエレベータでは、55mの展望台部分は表示上17階で6~15階は抜けていますが、謎なのが5階。
別府三太郎というのは別府タワーのPRキャラクターのようですが・・・
5階が別府三太郎?
エレベータのボタンもあったので5階で止まってみればよかったー。
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別府タワー5階=別府三太郎

■グローバルタワー
別府公園の西隣に、県立のコンベンションセンターと別府市の市民ホールが一体となったビーコンプラザという施設がありますが、このシンボルとして建っているのがグローバルタワー。
別府タワーに代わる2つ目のタワーで高さは125m。別府タワーより高いです。

別府タワーとは趣が違いますが、ここも展望台(100m地点)がありエレベータで上まであがることができます。
ただし、上はエレベータの前周辺は屋根がありますが、それ以外の天井部分はワイヤーが張ってあるだけで吹きさらし状態。展望台に上がった時もそうでしたが雨が降るとずぶぬれ。
100m展望台の下96m部分にも展望台があって階段でもエレベータでも行けますが、こちらは狭いものの屋根があります。
これだけ高く上がってもエレベータの表示上は3階、4階なのでなんか変な気分ですね。
そして、展望台では他にも家族連れが1組いたのですが、子どもの名前が私のimagineのキャラ名と同じだったらしく、名前を連呼されてまたなんか変な気分になってしまいました。

写真にも写っているタワーの板のような部分は、写真では分かりにくいですがカーブしています。
これは、隣の別府公園の海抜0m地点(地下)を中心として半径1kmの球を描くと、この板部分がちょうど球の表面の一部になるように作ってあるそうです。
一番上の展望台ではこの板部分が微妙に屋根にもなっているので、どうせならもう少し大きく作ってくれれば良かったのに!
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グローバルタワー(西側より)
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上の展望台は雨だとずぶ濡れ
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地上96mでも3階
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北西方向(大平山方面)
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北東方向(国東半島方面)
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東方向(別府タワーも見える)


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一度晴れ渡った時に撮れた大平山の姿 これをタワーから見たい!

雨が降っていたものの景色は中々のもので、360℃邪魔するものがなく見渡せます。別府湾方向も一望できて別府タワーも見えます。海に向かっては見下ろす形になるので、そこまで高さの変わらない別府タワーもだいぶ低く見えますね。

次に来たときは是非天気の良い日に、そして日本夜景遺産にも認定されて夜景がキレイらしいので夜にも登ってみたいです。
※ちなみに湯けむり展望台の夜景も認定されていました。





●火男火賣神社
別府の街を見守る活火山・鶴見岳。
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火男神、火賣神
伊予国風土記に『オオクニヌシが九州と四国の間にある豊後水道の海底に管を通して、鶴見岳の山麓から湧く「速見の湯」を愛媛松山の道後温泉に導き、スクナヒコナの病を癒した』という神話が書かれていたほど温泉と関係の深い山。
鶴見岳が火山であることもあって、鶴見岳の2つの山頂は火の神である「火之加具土命」と「火焼速女命」の男女2柱に神格化され、その2柱を祭神としている神社が別府にあります。それが『火男火賣神社(ほのおほのめじんじゃ)』。
最初に見たときは、ひょっとこ(火男)の神社?と思ったけど違いました。
※現在の表記では「火男火売神社」

上に書いた神話がどうのこうのは後から調べただけで、最初は火という文字が2個も付いてるのが何となく気になって見に行く事にしました。
火男火賣神社は上宮、中宮、下宮の3箇所あるようです。
上宮はロープウェイで登れる鶴見岳山頂にあるみたいなのですが、それを知ったのは後からで、今回行ったのは中宮と下宮だけ。まぁ知ってたとしても時間的に厳しかったので同じ事になったと思うのですが。

■下宮
下宮は鉄輪温泉のほど近く、そして坊主地獄のすぐ近くにあります。
所在地も別府市火売といういかにもなところ。別府市は住所表記が特殊で、普通なら「丁目」が来るところが「組」となっている場所が多いです。しかも火売はアルファベット表記まであるという特殊ぶり。

神社は補修工事中だったみたいで、防音シートみたいなのに囲まれた建物もあったりなど少し残念な状況。なんかやっぱりこういうの多いな・・
下宮は火の神以外にもイザナミ、イザナギ、オオヤマツミなども祀っているようですね。
あと、なぜか手水の説明書きが萌えアニメ系でした。
すぐ隣が中学校で、部活の練習の声・音が聞こえてきて落ち着いた雰囲気の中にも人の生活や存在を感じさせる佇まいでした。

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表の鳥居と参道
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工事中なのが残念
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下宮拝殿
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ここは稲荷じゃなく金比羅社が
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裏の鳥居
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珍しい住所表記・・・のはず


■中宮
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県道沿いにある鳥居
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神社の説明看板
鶴見岳の中腹にあるという中宮。
県道11号線を登っていき、山頂へ行くロープウェイ乗り場を少し通り過ぎた先にありました。
県道から見える鳥居の先も舗装されていて、狭い道ですがしばらく車で登れるようです。
実はこの鳥居の近くにガソリンスタンドがあって、グーグルマップで見るとそのすぐ横にも火男火売神社があったのですが、この辺りに行ったときは神社があるのかよく分からずに結局行かずじまいとなってしまいました。
後からストリートビューでよく見てみると、県道から鳥居っぽいものが見えたので何かがあるのは間違いさなそう。

中宮は御嶽権現社とも呼ばれているようですね。
鳥居からどんどん登っていくと、駐車場近くに御輿道というのがありました。比較的新しそうな道ですが門が閉まっています。鳥居の横にあった看板には年に4回祭りがあると書いてあったので、その時に使う道っぽいです。
御輿道を過ぎて少し先の方に行くと、車は通れなさそうな細くて急な坂道が現れます。
坂道を下っていくと、太い杉の木の間に参道と思われる階段がありました。

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駐車場近くの御輿道
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杉門から入る参道入口
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上から見た杉門


参道はなにか出てきそうな雰囲気。そして実際に階段を登っていくと途中でうずくまってる人がいて、平静を装ってましたが内心はかなりビクついてガクブルでした。
どうやら女の人が滑って足を挫いたような感じでしたけど、介抱してる男性もいたし駐車場までもそう遠くない位置だったので申し訳なく思いながらも声を掛けずにその先へ。

途中からは階段の横に勢いよく湧き水が流れ、触ってみると暑さも吹き飛ぶような飛びっきりの冷たさ。
いい湧き水出てるなーと思って階段を上っていくと、なんと湧き水の出所は手水でしたw
普通ならチョロチョロ水が出るところからかなりの勢いで水が噴き出しています。まぁ、鳥居横の看板には御霊泉と書いてあるので、元々水量が多いのを無理矢理に手水舎に仕立てたのかもしれません。
ここに来る前から天気が悪くなり、途中で雨も降ったりしたせいか、上の方までくると辺りに靄が立ちこめて神秘的な様相に。

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靄の立ちこめる参道
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山水画にも似た雰囲気の杉林
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手水舎(御霊泉)


手水舎を越えると神社まであと少し。
境内には神楽殿、奥には稲荷を祀る鳥居と社も。神楽殿の脇には県指定有形文化財の宝塔もありました。

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神社まであと少し
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中宮拝殿
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中宮本殿
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ここにも稲荷 社内に小さな鳥居も
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宝塔
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参拝者を出迎える狛犬


何かが出そうだった参道の雰囲気に反して、手水舎もそうでしたけど境内には掃除道具とかテントの足とか世俗的なものが普通に置いてありました。
それで少し興ざめした感もありましたが、湧水や靄の感じとか、静穏でひっそりした雰囲気、苔にまみれた狛犬の出迎えなど、こういう感じの神社にはあまり来たことがないので行ってみて正解でした。
次に来たら今度は上宮にも行ってみようと思います。






以上、今年のお盆はこんな感じでした。
色々旅するのもいいもんですね。でもやっぱり夏は暑くて死にそうになるので行くなら夏以外がいい・・
今回ではデジカメの電池が力尽きそうになること2回。備中の後半や地獄めぐり、2つのタワーなんかは実はまともに写真撮れてなかったりします。
次にどこか行くときはその辺りも反省点として活かしたいと思います。
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コメント

いいですね~

お城に神社に温泉地に…とお盆を大満喫でしたね!
写真もしっかりあって楽しめました。
金魚のお祭りは行ってみたいです。街並みもかわいいですね~

お城ランキングの松山城(愛媛)がまさかの2位で密かに目を疑いました。
子供の頃から行き慣れていると何とも思ってませんが良い城だったんですねw
私も機会があれば兵庫の姫路と大阪城(修学旅行の時に行くも修繕中でブルーシートだったw)あと新潟の高田城に行ってみたいですね。

大分は幼少の頃に父の職場旅行に毎年連れて行って貰っていたので懐かしかったです。
(毎年行っていたのに、小学の修学旅行で大分の地獄めぐりに決まった時に心底がっかりしたのは良い思い出。)
大人になった今なら違う楽しみ方ができそうで行ってみたくなりました。



それにしても甘味茶屋で食べすぎじゃないですか…?


2014.08.28 Thu 09:35 : URL : 温泉にゆっくり入りたいたまこ #- : 編集 :

すっごく湯けむり押しで微笑みました、今後も湯けむっていくしかなさそうですね!!
日が落ちた温泉街の遠景がとっても綺麗ですねえ。

そういえば、ラミューズって進んだフロアの説明に「絶え間なく音楽が鳴り響いている」とかありましたね。la museかぁ。
なぜそういう感じにしようと思ったのかは謎ですが・・・。
はっ。museumのmuseでもあるのですね。
一人で納得。
2014.08.28 Thu 20:53 : URL : あろん #u5ySS/xU : 編集 :

温泉にゆっくり入りたいたまこさんへ

たまこさんから写真のこと触れられるとドキッとしちゃいますね。
天気悪くてシャッタースピード遅くなってたのか拡大して見ると
ブレてる写真が多くてちょっとがっかりしてます。

松山城(備中の方)は、ほんとは城下に武家屋敷があったり、
柳井みたいに白壁の路地があったりしてその辺りも見るつもりだったんですけど、
記事でも書いたとおり時間が全く無くなって完全スルー。
また行かないといけないかもです。その時は松山違い繋がりで伊予松山城に
足を伸ばすのもいいかもしれません。道後温泉もあるし!

小学校の修学旅行は九州で同じく別府にも行きましたよ。
毎年行ってた訳じゃないのでがっかりとかは無かったはずですけどw
別府自体はうろ覚えだったし、やっぱり感性が昔とは違うので十分楽しめました。
たまこさんもきっと楽しめると思います。
まずは海地獄に浸かって温泉たまこになる事から始めましょう。
八幡浜から別府にフェリーがあるのでそれで是非。

甘味茶屋の件は、答えは簡単でアレは全部1人で食べた訳じゃありませんw
くずきりなんかは実は1本か2本しか食べてないです。
あの写真と文だと誰かがその突っ込みをしてくるだろうという予想はありました。
想定の範囲内です。見事に釣られてますよ!


あろんさんへ

湯けむりイチオシです。
ライトアップ状態はとりあえず1回は押さえときたいですね~。

ラミューズの話は、ギリシャ神話にミューズとかそういうのが居たから
なんとなくそれだと思ってました。
と思ってWikipedia先生に聞いてみたら「音楽(music)」「美術館(museum)」
はこれから派生したと教えてくれました。
なんか合ってたっぽい!
歪んでるってことは、狂ったような音楽が絶え間なく、って感じでしょうか。
そう言えば、歪を「ひずみ」と読むか「ゆがみ」と読むかで理系か文系か、
みたいな話がありましたけど、ラミューズは私は「ゆがみ」と読んでました。
でも音楽とか音の話だと「ひずみ」が正解な気がしてきましたねー。
はっ。全然関係無い話になった。
1人で説得。
2014.08.29 Fri 00:49 : URL : 管理人 #- : 編集 :

お疲れ様でした

超大作お疲れ様です。
素晴らしく満喫したおやすみでしたね
文章がきちんとしすぎてややおっさん臭がしますが・・・
お城はちょっと羨ましいです。うちから徒歩で行けるところは完全にサイボーグ化していてもはや遺物ではなく、下手したらロボットに変身しちゃうんじゃないかというくらい手が加えられていて風情がないですし
実家の近くにはたいしたものはないですし
大和郡山と高取くらいがまだ比較的県内では話題にあがるって程度
だからあまり見に行く機会も少ないし、
今度姫路に行こうと思いつつなかなか実現しません…

良いお休みで良かったですね!

でもわたしも甘味は多すぎると思います。
ぜひ生活習慣病に気をつけてください
2014.08.29 Fri 12:19 : URL : にゃぁ #- : 編集 :

にゃぁさんへ

ちょっと!
15歳設定の中の人におっさん臭がするとかひどい!(#゚Д゚)
まぁそんなどうでもいいネタはさておき、

大和郡山城と高取城、今チラ見したけど良さそうですね。
高取城は山城っぽいので、なんか最後に歩かされる予感が・・
大和郡山城は広くて散策するのに良さそう。
建築様式とかにも目を向けられるようになればもっと楽しめると
思ってるんですけどなかなかそのレベルまでいけませんね。
そのレベルまで逝っちゃうと、1箇所1日でも時間足りなくなりそうですど・・

というか甘味そんなに食べてないのに!(#゚Д゚) プンスコ!


2014.08.30 Sat 09:38 : URL : 管理人 #- : 編集 :

異議あり!

宇治ミルク金時とやせうまだけでも十分甘味採ってるんじゃないかと、、、( ̄Д ̄)ノ
2014.08.30 Sat 13:59 : URL : 何処ぞの金魚好き #- : 編集 :

何処ぞの金魚好きさんへ

いやいやいや、ミルきんフロストは成分ほとんど水ですから!
そんなに食べてないって言ってるのになんでみんな・・・ブツブツ

2014.08.31 Sun 06:46 : URL : 管理人 #- : 編集 :

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